美容室開業 1,200万円の融資を獲得!

【開業情報】

開業月:2017年2月
融資申請月:2016年8月
業種:美容室
地域:岡崎市
規模:セット面7台 シャンプー台3台
店舗家賃:33万円
開業時のスタッフ数:2名 オーナースタイリスト 協同経営者スタイリスト1名
自己資金:100万円

【融資結果】

融資額申請額:1,200万円
融資獲得額:1,200万円(満額)

【本件の特徴】

2名の美容師が共同経営という形で美容室を起業したいと相談を受けました。1つの店舗で2名がそれぞれ創業融資を受けることは原則として出来ません。どちらか1名を決めて、創業融資を受ける必要があります。創業融資は、創業する人が女性であること、又は、30歳以下である場合は、金利がさらに低くなります。お二人のうち、どちらが借入をする責任者となっても問題のないケースでしたので、金利面で安くなる方を創業融資を受ける事業主として決めました。立地は、中堅規模の美容室が展開していた居抜き物件でした。駐車場の台数は5台と若干少ないですが、隣地での将来的な増設が可能であることと、内装コストについては必要最低限のコストしか使わないため、投資額を抑えた出店となりました。

【コメント(まとめ)】
共同で美容室を開業したいという方は多く聞きます。でも、ほとんどの場合はうまく行きません。その理由は、どちらか一方が借金という大きな責任を負うためです。二人で開業する場合、お店の売上、経費を単純に分ければ良いと言う問題ではありません。金融機関を初めとした対外的な責任者はだれなのか、スタッフ採用などの社内的な問題はだれが責任を負うのか、開業する前から事前に決めておくべきことは沢山あります。お金を借りる人が実質的な責任者となり、マネージメントの中でお互いの役割を明確に分け、お金の分け方も、そのマネージメントの役割、責任の重さに応じて分ける必要があります。

【実際の事業計画書】

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