美容室開業 1,000万円の融資を獲得!

 

【開業情報】

開業月:2016年9月

融資申請月:2016年4月

業種:美容室

地域:名古屋市緑区

規模:セット面4台 シャンプー台2台

店舗家賃:16万円

開業時のスタッフ数:1名 オーナースタイリスト

自己資金:300万円

 

【融資結果】

融資額申請額:1,000万円

融資獲得額:1,000万円(満額)

 

【本件の特徴】

奥様もスタイリストで、ご夫婦での美容室開業。

お二人の退職時期が異なるため、先にご主人だけでの美容室開業となりました。

自己資金は300万円。両親からも300万円のサポートが受けられる環境でした。

当初は、自己資金と身内からのサポートだけでの開業を考えておりましたが、子供も生まれたばかり。これからのライフプランを考えて、お店の資金と、ライフプランのお金とに分けて、お店のお金は事業資金の融資を受けることになりました。

立地については、交差店内にあり若干入りにくいロケーションですが、お店の側面と裏側の両方に駐車場があり、駐車場への入りやすさ、駐車場やお店の確認がしやすいサイトの条件も良好でした。

美容機材については、セット椅子には拘りながらも、なるべく投資額を押さえるために、お客様に直接関係のない機材は中古を探すなどの投資コストを抑える工夫をされています。

 

【コメント(まとめ)】

美容室の開業が比較的早い段階で軌道に乗りやすいパターンとしては、内装工事、美容機材などの初期投資が押さえられていること、ご夫婦で一緒に仕事されることの2つです。

お二人ともスタイリストであればなお更です。開業した後、店舗の家賃、借入金の返済、人件費の支払というのは、お店の売上とは一切関係なしに支払が必要になります。

借入金の返済は元本の返済開始を遅らすことが出来ますが、家賃、人件費の支払は止められません。

売上の少ない、開業当初に給与の支払が出来なくても、一緒にお店を支えてくれる身内の存在はとても大きいです。

今回は、両親からのお金は実際には受け取っていなくても、金融機関からの融資判断にはプラスに働きます。

ご夫婦での出店、お二人ともスタイリストとして顧客を持っていたことも融資の判定ではプラスとなっています。

 

【実際の事業計画書】

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