美容室の創業融資1500万円の融資決定が出ました。

今回は刈谷市で美容室オープンされる方のご支援をさせていただきました。融資決定までにかかった日数は日本政策金融公庫が面談から3日、民間銀行から70日前後でした。

本当は1300万円の融資予定でしたが、計画よりも予算が超えてしまいました。

当初の事業計画では、お金を借りる金額は1300万円。これでも少し多めの融資という準備をしていました。しかし、実際に工事がスタートすると追加で200万円が必要ということとなりました。

なぜ、予算が足らくなったのか?

こちらの物件は、ギリギリまで以前の入居者さんがお店を営業していました。内装業者さんの内覧が出来たのは、営業後に今の設備がある状態での調査でした。その段階で、内装工事の予算を出してもらいましたが、実際に退去が決まり、お店をスケルトンに戻したときに様々な欠陥が見つかってしまいました。本来は瑕疵担保責任といって、大家さんに相談をすることも可能なわけですが、それをやっているとオープンが遅れてしまう。まずはオープンさせることを優先し、追加される工事原価をできるだけ抑えられるよう業者さんに相談しながらのスタートなりました。

今回の融資で問題となったこと

問題は1300万円で融資申請をした後で、資金不足が分かり、追加融資を検討する必要があったことでした。この点は、本来は1300万円で収まることが望ましいことではありましたが、避けられない事情があり、追加融資を受けることとしました。1300万円で審査を出してもらっていると、ここから1500万円申請をするとなれば、一度、申請を取り下げて、再度の申請となります。これでは融資決定まで時間がかかってしまいます。

実は、今回は、金融機関にお願いし、最初から1500万円で申請を出してもらっていました。申請は1500万円で出しておいて、実際の融資申請は1300万円の予定で考えていました。

こんな準備がありましたので、結果として、1500万円での融資申請となっても再申請の必要もなく、融資決定までに時間も伸びることなく対応が可能でした。

金融機関の仮審査は実は少し余分に申請をすることが安心して融資を受けるためのポイントです。

このあたりは、金融機関との当初の交渉が大切なります。

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