美容室の創業融資1500万円の融資決定が出ました。

今回は名古屋市で美容室をオープンされる方のご支援をさせていただきました。融資決定までにかかった日数は、日本政策金融公庫で面談から4日、民間銀行からは2か月もかかってしまいました。

民間銀行はどうやって選べば良いのか?

日本政策金融公庫との協調融資を受ける場合は、日本政策金融公庫と民間銀行の両方で融資申請をすることになります。1000万円以上の融資を受ける場合は、全額を民間銀行で借りるのか、日本政策金融公庫と民間銀行と合わせて借りるのか、のどちらかとなります。

はじめての創業融資で1000万円以上のお金を民間銀行だけでお金を借りるのはかなりハードルが高いです。そのため、日本政策金融公庫と民間銀行の両方からお金を借りることが一般的です。

選んではいけない銀行がある

民間銀行を選び上でのポイントは、「美容室の創業融資」に意欲的な銀行であることです。

創業融資に対して意欲がない銀行はないわけですが、いくらぐらいの創業融資には意欲があるのか、これが銀行により分かれてきます。

例えば、名古屋駅に近くにある地方銀行の例ですが、

この地方銀行の普段の取引先というのは、名古屋駅エリアにある企業となりますので、比較的大きな企業ばかりです。融資は簡単に億を超えた単位の融資が日常となります。

そんなところに、500万円貸してください!と言ったとしても、もちろん、銀行も営業ですから、「そんな小さな額は貸しません!」とはあまりに感じが悪く言えません。でも、そんな小さな案件は正直やりたくない、というのが本年というのを聞きました。

勤務先の社長から銀行を紹介してもらう、という話もあると思います。この場合に、普段の取引金額の大きな社長からの紹介であれば、断ることもできず、ある意味で、仕方なく融資の相談を受けます。しかし、積極的にやりたい仕事、優先すべき仕事ではないことがあります。

もちろん、担当者次第です。

今回の担当者の方は望ましい対応をしていただけなかったようです。

融資決定を早くするには、どうすれば良かったのか?

社長の紹介があるから大丈夫、という考え方をやめることです。

社長の紹介ではなく、美容室の創業融資に意欲的な銀行にお願いをするということです。

今回は社長の顔を立てるため、この銀行での融資手続きを進めてもらいましたが、あまりに時間がかかっているので、その内情をヒアリングしました。結局は、いろいろな言い訳をして、手続きを後回しにしていたことが分かりました。最終的には支店長の方がお店に来て謝罪をした後、その翌日に融資決定が出ました。

美容室の創業融資に意欲的な銀行を探すこと。

言うのは簡単ですが、現実的に知ることは難しいと思います。協調融資を一日でも早く融資決定を受けたい方は、「お問合せ」からご連絡下さい。