美容室の創業融資1300万円の融資決定が出ました。
今回は岡崎市で美容室オープンされた方のご支援をさせていただきました。融資決定までにかかった日数は日本政策金融公庫が面談から4日、民間銀行からは80日前後でした。
日本政策金融公庫から借りたお金はいつ入金されるか知っていますか?
日本政策金融公庫での融資面談の結果が出るのは、当事務所がご支援をすると早くて翌日、遅くて1週間程度融資決定の連絡をもらうことが出来ます。
でも、実は、公庫から融資決定の連絡が来ても、公庫で借りたお金はすぐには入金されません。
融資決定は出ても、融資実行はされない、という状態となります。
お金を貸すことはできますが、条件を満たされないとお金は入金できません、という感じです。
一般的には、テナントの契約を結んだ後に賃貸契約書を提出すると融資で借りたお金が入金されるという仕組みです。厳密には4営業日以内に入金されます。
しかし、1000万円以上の融資を民間銀行の協調融資でお金を借りる場合は、実は相当な時間がかかります。
民間銀行との協調融資で公庫の資金を早く入金してもらう方法
民間銀行との協調融資の場合は、日本政策金融公庫からの融資決定が出ていても、融資実行の条件が、民間銀行で借りるお金の決定通知(正確には、保証協会からの決定通知)が出て、この決定通知書が日本政策金融公庫に到着してから4営業日以内に入金となります。
つまり、日本政策金融公庫で借りたお金の入金は、民間銀行での融資決定が出るまでは入金されない、ということです。この点は、資金繰りの点でもとても重要ですので、是非、覚えておいてください。
実は入金を早くする裏技があります。
協調融資の場合で、日本政策金融公庫からの融資金の入金を早くする裏技があります。
協調融資の場合は、日本政策金融公庫と民間銀行の担当者が情報を共有しながら融資手続きをします。この関係性を活かして、民間銀行の担当者から、日本政策金融公庫の担当者に対し、日本政策金融公庫の融資実行条件から、保証協会の決定を外してもらえないか?とお願いをすることです。これをお金を借りたい人から公庫に依頼しても当然ダメですが、同じお金を貸す立場である金融機関からのお願いであれば、ケースによっては、保証協会からの決定通知を融資実行条件から外してもらえる可能性があります。
もちろん、これをやろうとするためには日本政策金融公庫だけでなはなく、民間銀行の担当者との強い関係性がなければ、こんなことはできません。
融資決定、融資実行を少しでも早く受けたい方は、是非、お問合せからお声かけください。