美容室の創業融資1000万円の融資決定が出ました。

今回は春日井市で美容室をオープンされた方のご支援をさせていただきました。融資決定までにかかった日数は面談から10日でした。

日本政策金融公庫からの融資決定を早くする方法

美容室の開業で日本政策金融公庫でお金を借りる場合は、基本的には「生活衛生貸付」という融資制度を使うことになります。美容室であれば必ず、ということではなく、美容業の方はできるだけこの融資制度を使うことを推奨されています。推奨というのは、こちらの方が有利、ということではなく、国からの予算を消化するために、こちらの融資制度を使ってください、ということになっています。

面談までに済ませておくこと

日本政策金融公庫で融資を受けて、融資決定を貰うためには、実は2つの準備を済ます必要があります。

1つは、「管轄する保健所」に行き、「日本政策金融公庫の生活衛生貸付にかかる施設の構造、設備等の調査・指導票」を事前にもらってくること。

もう1つは、保健所に行った後に「生活衛生営業指導センター」に行き、「推せん書」を受け取ることです。

この2つの書類を受け取ってから、その書類が日本政策金融公庫に届くことが必要です。

この2つの書類がそろわないと?

日本政策金融公庫での融資面談を行ったとしても、この2つの書類が日本政策金融公庫に到着しないと、融資審査がスタートできません。日本政策金融公庫としても、この書類がそろって初めて、この融資手続きを進めることができる、という仕組みになっています。

融資決定を早くするのは、どうすれば良かったのか?

今回は日本政策金融公庫での融資決定は、面談から10日もかかってしまいました。その理由は、保健所、経営指導センターに行く時間がなかなか確保できず、日本政策金融公庫での融資面談が終わってから、お店の休みの日に取りに行く、ということとなり、結果として結果が出るまで10日もかかりました。美容室の創業融資では、「保健所」と「経営指導センター」に行くことは、美容組合に加入して融資を受ける場合をのぞき、基本的には必要な作業となります。融資面談の前にこの2つの手続きを済ませておくことがポイントです。

融資手続きにどんな準備が必要なのか、気になる方は、いつでも「お問合せ」からご連絡下さい。