美容室の創業融資700万円の融資決定が出ました。

今回は岡崎市での美容室開業融資のサポートをさせていただきました。融資決定までは面談から3日で決定となりました。

外国人での創業融資は借りられるのか?

私は日本人ではありませんが、美容室の開業でお金は借りられますか?というご相談がスタートでした。

外国人の方が創業融資を受けるための条件は?

外国人という理由で融資が受けられない、なんてことはありません。基本的には「在留資格」を持っていることが必要となります。また、在留期間に制限がある場合は、この期間内での返済が出来るかどうかが条件となります。美容室の創業融資を受けるとなれば10年は返済期間として設定したいので、基本的には在留期間に制限がない状態が望ましいです。

外国人美容師だと融資が受けにくいのか?

在留資格に問題がなければ、あとは日本人美容師と同じです。外国人美容師だから融資が不利になる、ということはありません。美容師としてのキャリア、自己資金の準備状況が通常の創業融資と同じく確認されます。

外国人美容師の開業で注目されること

美容室開業した後に、どんな客層をターゲットとするのか?は融資面談では確認されます。これまで担当していたお客様は日本人か、外国人か、そのお客様がどれくらい引継ぎが出来るのか。ターゲットが外国人だとすると、そのお客様をどのように集客するのか、など、ターゲットの確認と、その集客方法については面談では丁寧に確認されました。

融資を受けるために準備したこと

外国人であっても在留資格があれば融資は受けられる。これは事実ですが、外国人の方が日本でビジネスを成功させようとすることは日本人と比較すればハードルは上がります。融資を受けることに制約がないことと、お金が借りられるかどうかは別の問題です。

外国人美容師だからできること

これまでの美容師としてのキャリアを丁寧に洗い出しました。その中で、外国人であっても、日本のサロンでどのような仕事をしてきたのか、このキャリアを活かして開業したらどんなことができるのか。これまでは日本人の経営するサロンで働きながら、たくさんの外国人の方がわざわざ遠方から来店してきてくれていました。独立を望んでいるお客様がたくさんいました。地域にどれくらの外国人の方がいて、どのようなコミュニティがあり、どれくらの客単価が見込めるのか。外国人だからこそメリットを分かりやすく説明できるよう丁寧に準備をして面談に挑みました。

美容室の創業融資に外国人であるかどうかは関係ない

「経営」に男性も、女性も、日本人も、外国人も関係ありません。お客様の立場から経営を考えることができれば、だれでも経営を成立させること出来ます。美容師としてのキャリアをしっかりと積み、自己資金をコツコツと準備していれば心配することはありません。

 

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