美容室の創業融資1500万円の融資決定を頂きました。
今回は池袋での美容室開業融資のご支援をさせていただきました。民間銀行との協調融資となります。日本政策金融公庫からの決定は面談から5日、民間銀行の融資は保証協会決定が40日前後かかりました。
業務委託美容師と勤務美容師、創業融資ではどんな違いがあるのか?
サロンに勤務している人は「源泉徴収票」をその人の収入の証明として提出します。業務委託美容師として仕事をしている人は「確定申告書」を提出することになります。
業務委託美容師は創業融資で「不利」になるのか?
業務委託という働き方は「雇用」ではなく「請負」となり、いわゆる個人事業主として、既に事業を行っている人、ということになります。形の上では、既に創業済みの人となりますので、今の個人事業の事業の成績(確定申告書の中身)で判断されることになります。でも、実際には業務委託美容師の場合は、実質的には「雇用」と同じように解釈されることが多く、確定申告書の中身が良くなかったとしても、それでもって融資が不利になることはありません。雇用でも、業務委託でも、美容師としてどのようなキャリアを積んでいるのかが確認されます。
協調融資をお願いする銀行の選び方
今回は1500万円の融資を受ける計画でした。日本政策金融公庫での融資は1000万円が上限となりますので、これを超える金額は民間銀行で融資を検討する必要があります。ご自身では付き合いのある銀行が特になく、その銀行を選ぶべきかの相談を頂きました。
創業融資に意欲のある銀行の探し方
地元密着の信用金庫、地方銀行が創業融資を受ける上では望ましい金融機関と言えます。まずは出店しようとする場所から近くの銀行で、信用金庫、地方銀行はどこかを探します。その銀行に片っ端から相談に行くことも良いですが、それよりも簡単な方法があります。
それは、協調融資を受けたいことを日本政策金融公庫に相談をして、お店の出店予定地から近くにあり、協調融資に積極的な金融機関を公庫に紹介してもらう方法です。これは、必ず紹介してもらえる、という訳ではありませんが、協力関係にある金融機関は必ずありますので、まずは紹介してもらえないかを相談してみると良いです。
当事務所で融資のご支援をさせていただく場合は、協調融資先の金融機関もご紹介をさせて頂いております。美容室の開業、融資でお困りのことがありましたら、いつでも「お問合せ」からお声かけください。