美容室の創業融資800万円の融資決定を頂きました。

今回は北名古屋市での美容室の創業支援をさせていただきました。開業相談を頂いた方の一番の不安は、私は正社員ではなく「パート」ですが、融資は受けられますか?というご相談でした。

「パート」で働いていた美容師さんは融資を受けられるのか?

今は「パート」で働いているのですが、融資が受けられるか不安です。そんなご相談を頂きました。結論を先に言えば、気にする必要はありません。パートか、正社員か、昨年の先週が高かったのか、低かったのか、は、美容室の創業融資を受ける上ではほぼ関係はありません。

「パート」だと年収が低いが問題はないのか?

正社員で働いていた女性美容師が、子育てを機に短時間で働くようになることは普通にあります。パートで働くことで、「年収」そのものは低くなるわけですが、年収の大きさが問題ではなく、自己資金の大きさが大切は判断基準となります。年収が少なくても、独立のためにしっかりと自己資金を準備してきた事実があれば、「パート」という働き方、「年収が少ない」という事実は創業融資を受ける上では気にする必要はありません。

「パート勤務」であることで融資面談では何を確認されるのか?

まずは、美容師としてどんなキャリアを積んできたのか?が確認されます。働き方が問われるのではなく、キャリアが確認されます。気にされる点について言えば、今の担当顧客数と、開業した後にどれくらいのお客様を引き継ぐことができるか、です。

担当のお客様はどれくらいいるのか?

融資担当者からすれば、これからの売上の根拠となる重要な要素の1つが、今のお店での担当するお客様の数と、その中で、どれだけのお客様を引き継ぐことができるのか、が気になるところです。パートという働き方である場合は、担当のお客様を持っているケースは多くはなく、この点は融資面談で確認されるポイントにはなります。

「パート」という働き方でも自信をもって独立をしてほしい

担当のお客様、引継ぎができるお客様は正社員と比較すれば少ないかもしれません。しかし、担当顧客数というのは、開業の段階でいればプラスになる、というもので、ゼロであることで融資が受けられない、難しくなる、というものではありません。当事務所では、基本的に、顧客ゼロでも美容室開業ができる開業準備をした上での独立のサポートをさせていただいております。しっかりとした美容師キャリア、集客ができる立地と適正規模、オープン前、オープン時からの集客準備をすることで、顧客ゼロからの開業でも創業融資はもちろん、開業後の経営はしっかりと成長軌道に乗せている方ばかりです。

美容室の開業でお困りのことがあれば、いつでも「お問い合わせ」からお声かけください。