名古屋市の美容室開業１５００万円の融資決定を頂きました。

今回は名古屋市での美容室開業の融資１５００万円のご支援をさせていただきました。日本政策金融公庫で１０００万円、民間銀行で５００万円の融資申請となりました。諸事情があり緊急対応が必要なケースでした。

内装工事に着手金支払いに間に合わない！

物件の内装業者から連絡がありました。工事開始から完成予定までのスケジュール表。その中に、工事着手金と工事金額の半分の金額の支払い請求が記載されていました。着手金が５０万円、工事代金の半額５００万円という金額でした。

着手金を払えば、そのお金はキャンセルできない

この内装業者さんに依頼することは決めている。でも、融資がまだ受けられると決まったわけではない。融資が受けられると決めっていない状態で、この着手金は支払っても大丈夫でしょうか？というご相談でした。内装業者さんに確認すると、着手金の支払いがないと、具体的な工事打合せは開始できない。また、着手金は、万が一、融資が受けられないとなった場合でも返金はできない、と言われました。

融資が受けられるかどうかと、内装業者さんの支払い期限は関係ない

融資がまだ受けられると決まった状態でない時点で、不動産契約や内装業者さんとの正式契約を結ぶことは望ましくありません。融資が受けられるかどうかは先方の業者からある意味で関係のないことで、お金の準備をする責任は開業する人にあるわけです。

どれだけ自分の協力者を作れるかどうか

内装業者を選ぶ際に、デザイン力だけではなく、どれだけ自分の協力者となってくれるかも大切な判断基準としてください。今の融資の状況を丁寧に伝え、どれくらいに融資決定が出せそうか、を予め相談しながら準備を進めてくれる内装業者を選んでください。今回は、融資申請をこれから出そうという段階で、早々に着手金支払いの連絡が来てしまい、融資申請の状況の共有、事前相談が十分には行われていなかったことが要因でした。

緊急対応の融資

どうしても大至急、融資決定を出す必要があったことから、今回は金融機関の支店長さんに直接動いていただき、融資手続きを進めていただきました。おかげ様で、保証協会からの決定を早々に頂き、内装工事着手金支払いの期限までに何とか間に合わせることが出来ました。

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