名古屋市での美容室開業 創業融資900万円決定を頂きました。

今回は名古屋市での美容室の開業。創業融資900万円のご支援をさせていただきました。私は60歳を過ぎているのに融資は受けられるのでしょうか?が最初のご相談でした。

60歳を超えていても創業融資は受けられるのか?

今回は日本政策金融公庫で創業融資の申請を行いました。60歳を超えていたら融資が受けられないという決まりはありません。融資制度としては、シニアの創業を支援している制度もあるくらいです。日本政策金融公庫では、55歳以上の創業であれば、シニア創業を支援する制度に該当し、金利も通常よりも低い金利で融資を受けることが出来ます。

シニア美容師が創業融資を受けるための3つのポイント

いわゆるシニアと定義される年齢の方が創業融資を受けるためには主に3つのポイントを満たしていることが必要です。

団体信用保証保険の対象となるかどうか

団体信用保証保険とは、万が一、本人が死亡等の理由により返済が出来なくなった際に借入金の返済が免除される制度です。この団体信用保証保険の加入年齢の上限が68歳となっています。1つは団体信用保証保険の加入が求められるため、この制度の加入要件を満たしている必要があります。

美容師としてのキャリア

美容師としてこれまでどんなキャリアを積んて来たのかが確認されます。この点、シニア美容師に方は、ほとんどの場合で美容に関して様々なキャリアを重ねている方ばかりですから、この点が問題視されることはないかともいます。

事業の返済可能性はあるか?

シニア美容師として独立をする難しさは、「あと何年事業をするのか?」です。少なくとも、借入金の返済年数が事業を継続していることが求められますので、設備資金であれば例えば10年返済であれば、10年間は健康状態を維持しながら、サロン経営を成立させられるだけの経営環境があるか、が確認されます。

シニア美容師でも安定経営は可能

これまでお二人の方のシニア美容師さんの独立をご支援させていただきました。お一人の方は既に開業から2年を経過していますが、その方は、開業前まではご主人のお店を手伝いっていましたが、今ではご主人よりも所得が高く、派手ではありませんが、着実にサロンの売上は大きく成長されています。今回の方も、もともとお勤めだったサロンの大先生が無くなったことで、そのサロンを引き継ぐ形での独立。もともとの既存顧客があり、美容師としてのキャリアも十分であることから、安定経営が最初から見込まれた状態での開業でした。

美容師という職業はシニアと呼ばれる世代であっても、経営を成立させられる、素晴らし仕事がと思います。シニア世代の方も是非、自信を持って美容室開業をしてもらえると嬉しいです。開業でお困りのことがあれば、「お問い合わせ」からご連絡ください。