名古屋市での美容室開業 創業融資1000万円の融資決定を頂きました。
今回は25歳の若い美容師の方からのご相談でした。「年齢的に融資は大丈夫でしょうか?」
年齢が若いと融資が受けられるか不安、という話はよく聞きます。金融機関からの目線としては、事業を行う上での経験が浅いのでは?と思われる傾向があります。年齢が若くても大丈夫!という一般論ではなく、最終的には個別判断となります。今回のケースでは、問題なく融資を受けることが受けることができました。
25歳の若さでも創業融資を受けることは出来るのか?
金融機関の判断としては、25歳だからダメ、ということではなく、これまでのどのような美容師としてのキャリアがあり、これからの独立に向けて、どのような準備をしてきたのか?これからやろうとしている事業内容が、これまでのキャリアに見合ったものであるのか?が判断ポイントとなります。
金融機関から確認されたこと
融資面談を受ける前に金融機関からは「年齢が若いですが、どんな感じの方ですか?」と質問されました。年齢的な質問はこの事前のヒアリングだけで、おそらく本人を目の前に、「若いですけど、大丈夫ですか?」という質問は聞きにくいのかもしれません。ただ、ベースにはこのような考え方があることは事実です。融資面談を受ける前から、この聞きにくい質問に対する返答の準備をしておくことが大切です。
美容業は他の事業と比較して融資が受けやすい
美容業は他の事業の創業と比較して創業融資が受けやすいです。それは、美容師という資格を持ち、経験をしていることが高く評価されているためです。信頼されている、ということです。国家資格であること以上に、その後のスタイリストとしての経験が、売上に確実につながる、ということが金融機関からも認められているということです。美容師としてのキャリアが長いことはもちろん望ましいことではありますが、長ければ長いほどよい、とも限らず、ある一定のレベルがあれば、信頼に足る、と考えても良いと思います。
美容師としてどんな経験を積んできたのか?
スタイリストとしてどんな経験を積んできたのか、どんなことが出来るのか、を若ければ若いほど、慎重に、丁寧に事前に伝える準備をしておくことが大切です。独立した後に、どんことをやりたいのか?その事業性については大切な要素ではありますが、独立した後の事業性で融資が決まることはありません。その事業性を実現できるだけのキャリアがあることが何よりも重要です。
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